エルゴの前向き抱っこのやり方として、いつからいつまでが推奨時期とされているのかなど、分からないという方が多いようです。
大事な赤ちゃんのために使う抱っこ紐です。
使う前に安全に使用できるように、前向き抱っこのやり方など詳しく知っておきたいですよね。
そこで本記事では、エルゴの前向き抱っこ紐のやり方や、いつからいつまでなら大丈夫なのかなどを詳しく解説しています。
また、エルゴの前向き抱っこするときのアジャスターの仕方についても説明しています。
エルゴの前向き抱っこ紐のやり方を解説!
エルゴの前向き抱っこ紐のやり方を解説します。
まずはエルゴオムニブリーズの抱っこ紐の装着ビデオをご覧ください。
以下、ビデオの内容を順に解説していきます。
抱っこ紐を身体につける前に抱っこ紐の各パーツの調整を行います。
抱っこ紐の調整
- シートアジャスターのタブを青色に留める
- ヘッド&ネックサポートを下のボタンで留める
- シートアジャスタースライダーを内側に留める
- 肩のストラップは外さず留めたまま、軽く緩めておく
抱っこ紐の各パーツの調整が済んだら、抱っこ紐を装着していきます。
ウエストベルトの装着
この時のポイントはウエストベルトを高めの位置に装着していきます。
- ウエストベルトを身体に装着します
- つけたベルトをギュッとしぼり身体にフィットさせます
- この時、安全用ゴムループにバックルを通します
- ギュッと絞ったストラップのあまりは、外に出します
- 両腕でストラップのあまりを握り、左右ギュッと緩まないように身体にフィットさせていきます
ここまで出来たら、赤ちゃんを抱っこ紐に入れていきます。
赤ちゃんを入れる
- 赤ちゃんを抱っこし、抱っこ紐のキャリアをかぶせます
- 赤ちゃんの足が自然なM字になっているのを確認
- 肩のストラップを肩にかけていきます
- 背中の首あたりにあるストラップを留める
- 赤ちゃんのクッション部分を持ち上げながら左右の肩ストラップを調整していく
赤ちゃんが深くゆったり座ってられる姿勢になるように調整するようにします。
それが出来たら、最終チェックの確認です。
最後の確認
- 赤ちゃんのおでこにキスができるぐらいの高さになっているか
- 赤ちゃんの背中がCカーブ姿勢になっているか
- 赤ちゃんの足が自然なM字姿勢になっているか
- 背中のバックルが左右に偏っておらず、肩甲骨の真ん中の位置にあるか
- 赤ちゃんの顔がキャリアに埋もれていないか
正しく使えば、エルゴの前向き抱っこは赤ちゃんにとっても親にとっても楽しい時間になります。
ぜひ、安全に気を付けながらチャレンジしてみてくださいね!
エルゴの前向き抱っこはいつから&いつまで?
エルゴの前向き抱っこは、赤ちゃんと一緒に周りの景色を楽しめる素晴らしい方法ですね。
しかし、正しく使用しないと赤ちゃんの姿勢に負担がかかる可能性も。
ここでは、前向き抱っこのやり方や適切な開始時期、注意点について詳しく解説します。
いつから前向き抱っこできる?
エルゴの前向き抱っこを始めるには、赤ちゃんの体重と成長段階が重要です。
- 推奨開始時期:生後5か月前後(赤ちゃんによって時期が異なります)
- 体重の目安:約6.4kg以上
- 発達のポイント:赤ちゃんがしっかり首がすわっていること
さらに赤ちゃんの発達ポイントを詳しく書き出していきますね。
- 赤ちゃんの頭と首のコントロールが十分にできていること
- 自分の頭を持ち上げることができる
- 寝ている状態から頭を持ち上げられる
- おもちゃや周囲の物に興味を示し、頭を動かせる
この時期になると、首や背中の筋肉がしっかりしてきて、前向き抱っこでも安定しやすくなりますね。
ただし、成長のペースはそれぞれ違うので、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。
前向き抱っこはいつまでできる?
エルゴの前向き抱っこは、赤ちゃんの成長に合わせて使用できますが、一般的に4歳頃までが目安とされています。
- 最大体重の目安:20kgまで
- 注意点: 首や背中の支えが必要なうちは長時間の前向き抱っこは避ける
赤ちゃんの体が大きくなりすぎると、親の負担が増えるため、無理のない範囲で使用するようにしていってくださいね。
エルゴの前向き抱っこは4か月未満は良くない?
エルゴの前向き抱っこは赤ちゃんと一緒に世界を楽しめる素晴らしい方法ですが、赤ちゃんの発達に合わせた適切なタイミングで使用しないと、負担がかかる可能性があります。
特に生後4か月未満の赤ちゃんには注意が必要です。
4か月未満の赤ちゃんには前向き抱っこはNG?
赤ちゃんの首や頭の筋肉は、生後4か月未満ではまだ発達が不十分です。
そのため、前向き抱っこをすることで以下のリスクが考えられます。
- 首や頭の支えが不足し、呼吸が妨げられる可能性
- 姿勢が安定せず、背中や股関節に負担がかかる
- 刺激が強すぎて、赤ちゃんが疲れやすい
国際的な専門機関や育児の専門家も、生後6か月未満の赤ちゃんには前向き抱っこを避けるべきと推奨しています。
4か月以下の赤ちゃんには、基本的に対面抱っこが適しているとされています。
いつから前向き抱っこが可能?
エルゴの前向き抱っこは、生後5か月以降を推奨するメーカーが多いです。
開始の目安として、以下のポイントをチェックしましょう。
- 赤ちゃんの首がしっかりすわっている
- 頭を安定して支えられる 自分の頭を持ち上げることができる
- 周囲に興味を示し、目で追うようになる
このような発達段階をクリアすれば、前向き抱っこを始めても安心ですね。
エルゴの前向き抱っこ紐のアジャスターの仕方!
エルゴの抱っこ紐にはさまざまな調整機能があり、赤ちゃんの成長に合わせて快適に使用できます。
特に「OMNI 360」と「オムニブリーズ」では、シートアジャスターの位置や操作方法が異なります。
抱っこ紐モデル | シートアジャスターの位置 | アジャスターの操作方法 | ヘッド&ネックサポートの調整 |
---|---|---|---|
OMNI 360 | 外側に配置されており、成長に応じて調整しやすい | ボタンとスライダーを使用し、簡単に調整可能 | 成長に応じて調整可能 |
オムニブリーズ | 内側に配置され、前向き抱っこの際はアジャスターを内側にスライド | マジックテープで調整し、スライダーを動かして簡単に幅を変更 | 6週間までは内側、7週間以降は外側に設定 |
以下、それぞれの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
OMNI 360のアジャスター調整
1. シートアジャスターの位置
OMNI 360のシートアジャスターは外側に配置されており、赤ちゃんの成長に応じて簡単に調整が可能です。
シートの幅を広げたり狭めたりすることで、赤ちゃんの快適な姿勢を保てます。
2. アジャスターの操作方法
OMNI 360のアジャスターは、ボタンとスライダーを使用して調整できます。
スライダーをスムーズに動かし、赤ちゃんの体型に合わせてフィットさせましょう。
3. ヘッド&ネックサポートの調整
赤ちゃんの成長に合わせて、ヘッド&ネックサポートの位置を変えることができます。
特に首がまだしっかりしていない時期は、サポートを高めに設定すると安心ですね。
オムニブリーズのアジャスター調整
1. シートアジャスターの位置
オムニブリーズのシートアジャスターは内側に配置されています。
前向き抱っこをする際には、アジャスターを内側にスライドさせる必要があります。
2. アジャスターの操作方法
オムニブリーズのアジャスターはマジックテープ方式を採用しており、抱っこの向きに応じてスライダーをスライドさせるだけで簡単に調整できます。
特に前向き抱っこの際は、しっかりと内側にスライドさせましょう。
3. ヘッド&ネックサポートの調整
オムニブリーズのヘッド&ネックサポートは、使用する時期によって設定が異なります。
- 生後6週間までは内側に設定
- 生後7週間以降は外側に設定
このように、OMNI 360とオムニブリーズではアジャスターの位置や調整方法が異なります。
赤ちゃんの快適さと安全性を考えながら、最適な設定を見つけてくださいね!
まとめ
エルゴの前向き抱っこは、赤ちゃんが成長し、首や背中がしっかり座った後に行うことが推奨されていましたね。
特に生後4か月未満の赤ちゃんには、まだ筋肉が十分に発達していないため、前向き抱っこは適していません。
赤ちゃんの成長には個人差がありますので、安全に抱っこするためにも、しっかりと成長のサインを見極めることが大切になってきます。