気仙沼の伝統文化の発掘と伝承を考える集い
リアス・アーク美術館で気仙沼の文化と伝承を考える勉強会を開催いたしました。
この行事は、水産庁水産多面的機能発揮対策事業の一環として気仙沼の活動組織ふるさとの海と共に生きる会の主催で行われた事業で、海べの森をつくろう会は事務局として参加しています。
当日は美術館の学芸員の山内先生の指導で、気仙沼に伝わる漁村文化と震災の記録を後世に伝える重要性について学びました。


気仙沼の暮らしぶりを時代を追って生活用品や仕事の為の道具を見ることによって、
木で作られた道具やガラスで出来た浮が現在ではプラスチックや金属に変化しただけで形や使い方はそのまま現在に受け継がれていることがよく分かりました。
時代を追って変わっていく物と変わらない物を発見することが出来ました。

昼食は地元の食材を一つ一つ使った盛り合わせの海鮮丼。
一つ一つの産地を皆で確認しながらいつもより有意義な食事となりました。

地元の文化を皆で探し、次の世代に伝える為に何をすべきか考えるワークショップを開催しました。
食文化や芸能・生活文化など広範囲な意見交換を行いましたが、一番多く出たのは地元の食文化の話でした。